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一病息災

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 先日開催した写経会でのこと。



写経をしたことがある方なら

ご存じかと思いますが

 

呼吸を整え

姿勢を正し、

心身を清らかにして

その一字一句に

思いを込めて

般若心経を書写します

 

そして、最後に

自分の思い

(願い事や先祖供養など)

を記して終わるのですが、

 

書き終えた用紙を

集めていた時、

「為 ○○の一病息災 」

という文字が目に入りました。

 


それは、その方本人の

お名前ではなく、

お姑さん(義母)の

お名前でした。

 




一病息災の本来の意味は、

病気もなく健康な人よりも、

一つぐらい持病があるほうが

健康に気を配り

かえって長生きする

ということですが、

 

その方のお義母さまは

実は今、かなり重い病で

闘病中で、

一日、また一日を

安息に過ごせるよう

祈られていることを

聞いていました。

 

なので、

その方がそこへ記された

『一病息災』とは、


大きな病を抱えながらも、

どうか一日でも

お義母さまが

安穏でいられるようにと、

そんな優しい思いが

込められているように感じ、

とても胸が熱くなりました。

 

貝原益軒の「養生訓」に

『心を平らにし、気を和にす。
これ身を養い、徳を養うの工夫』

という言葉があります。

(くよくよしたり、イライラせず、

平穏な心を保ち、
和やかな優しい気もちで

人に接し、人と争わずいれば

心身の健康にも良く、
人間関係も良くなる

といった大意でしょうか。)

 

些細なことで

イライラしたり

ちょっとしたことで

必要以上にへこんだり、

 

なかなか

心が平らにならず、

自己本位な私には、

巻末に書かれた

『一病息災』は

とても
深みのある言葉でした。

 



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