少し重い話④
DV被害者になりやすい
タイプのひとつとして、
「自分には価値や能力が無い」
と考えやすい、
自己肯定力の低い人が
挙げられます。
「お前はダメな奴だ」と
何度も否定され続けていると
どんどん自身を失くし、
加害者のことを
「唯一、価値の無い自分を
受け入れてくれた」と
誤って受け止めてしまいます。
束縛や暴力を受けることも
「愛情の証である」と
誤認識しやすく、
「この人は私がいないとダメ」
といった、加害者との
共依存となるケースも見られます。
DV被害者の心理は、
概ね下記のように考えられます。
☆ 自分さえ我慢すれば
家庭(関係)は守れる
☆ いつかはきっと
わかってくれる
☆ 自分がDV被害を
受けているなんて
恥ずかしくて言えない
☆ 経済的に自立できないから
ひとりで出ていく勇気がない
☆ 親から虐待を受けて育った、
過去にも恋人から
DVを受けていた、
自分の周囲にも
DV被害者がいる・・など、
「こんなものだ」と
誤った認知がある
☆ 逃げるともっと
ひどいことをされる
DV被害者が加害者側に
逆らった時、
肉体的・精神的な暴力を
罰として受けます。
この繰り返しによって、
被害者側は
「逆らったら今より
恐ろしいことが起こる」
という恐怖感を
加害者側に
植え付けられていくのです。
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