推しはからない

仏教では怒りは
サンスクリット語でドゥッカ
(思うようにならない不満)といい
それを直訳すると「苦」になります。
何か問題が起きた時、
「苦」は「期待」に関係します。
本にはこう書いてあった、
ネットにはこうある、
世間の平均値はこうだ、
本のモノサシ
世間一般?のモノサシ
そんな曖昧な基準に当てはめて
おかしな期待をすると
問題(苦)は大きくなります。
みんながそう言ってるから・・
(みんなって何人!?)
あの本に書いてあったよ
(誰が基準!?)
自分の思うように
(期待するように)
相手が動いてくれなくても
事が進まなくても
周りのモノサシに
振り回されず、
自分のモノサシが
しっかりしていれば
過度の期待で悩むことも
少なくなります。
仏さまは
悩んだ時にはとにかく
「はからないこと」
そういわれています。
阿弥陀さまの
アミダ⇒アミタは
(はかり知れないほど大きなこと
はかれないこと・・)
人間の勝手なモノサシで
推しはかって悩むな、
そういうことではないでしょうか。
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