見捨てられ不安①
生まれてある程度の時間が経つと
幼児は自分一人では
生きられないことに気付きます。
そして、自分の面倒を見てくれる人
(主に母親)に
見捨てられたらどうしよう、と
不安に駆られます。
これを見捨てられ不安
(分離不安=一人になるのが怖い)
と言います。
なので、幼児はそうならないように、
お母さんに嫌われたくない、
嫌われたらいけないと思い
ひたすら顔色を見たり
叱られたらどうしたら叱られなくなるか、
母親に気に入られる
「良い子」になる為に頑張り始めます。
母親がその子の思いを受け止めて
気持ちを汲んであげられれば
それはそれで良いのですが、
それに気がつかず、
例えば(遊びたいのを我慢して)
うんと頑張ったテストの結果が
70点だった時、
母「こんな点数でいいと思う!?」
子⇒ 必死に頑張る ⇒ 90点
母「これで満足しちゃだめよ」
子⇒ 頑張り続ける ⇒ 100点が取れた!
母⇒「これからはこれを維持しなさいよ!」
自分の気持ちを抑え、
無理をして頑張り続けていると・・
もうだめだ、と思った時に
キレてしまします。
「誰にとって良い子なのか」
「何のために良い子をしているのか」
身近にいる良い子は
実はいつももやもやを抱え
「良い子」の水面下には
怒りや悲しみが隠されていることが
多いのです。
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